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2016年10月 7日 (金)

懐かしい、記事です!(1690)

2016年10月7日

 古いハード・ディスクに古いレースの記事が、一杯残っていました。 14年前の記事です。 白石康次郎さんも参加していた Aroud Alone というレースのスタート後48時間の記事です。 

 こんなに長い記事を、しかも忠実に訳していたとは、我ながらびっくりです。 Super tantan も若かったんですね。 今の手抜きの記事が、恥ずかしいです。

16th October, 2002年

 ドラマは、ビスケー湾の外れのレースコース上で増大しています。 
Around Aloneの船団は、不吉な天候に直面していて、いくつかのボートは既に技術的な問題を起こし、その内の2人の船長は、修理のためどこかの港に寄るようです。

 今日の12:00hrsを過ぎたころ、トーベイを出発して48時間後に、イタリアの船長Simone Bianchetti(Tiscali号)は、自動操縦装置を修理するためにフランスのブレストのハーバーに入りました。 

 通常は、各ヨットは2つあるいは3つの自動操縦装置を持ちます。 もし1つが故障した場合、そのスイッチを切り、第2の装置に切り替えられます。しかし今回は突然3台とも故障してしまったのです。 

 最初は専門家と電話でオートパイロットのプログラムシーケンスを再度セットすることにより、故障を解決しようとしました。 
何回か試みた後に、船長は、さらに恐ろしい天候(50ノットを越す南西の風)によりフランスに寄港する決定をしました。

 
 シモヌは非常に疲れた様子で到着して、大変な航海について話しました。
「30日連続して手動で操船してケープタウンに到着することは絶対に出来ない。 今、こんな所にいるのは意に反しますが、モチベーションはまだ完璧です。 私は、レースはまだ続いていると思います。できるだけ早くここから出ることが重要でしょう。」

 この瞬間でも、専門家のチームが船に乗り込み、装置が壊れた原因を追求し、修理して、できるだけ早くここから再出発出来るよう頑張っています。
外装チームは、メインセールのバテンの修理とスタンションの修理をしています。

 Class 1の先行艇 Hexagon号のグレアム・ドルトンは、細かい作業の修理をしていました。「風向計が度々問題を起こしていました。 これは手で舵を握るときも、自動操縦装置をコントロールするのにも必要なものです。 1日24時間、1週に7日舵を持たなければならない者にとって、自動操縦装置は大変重要なものです。
私たちが独力で航海することを可能にするのは自動操縦装置です(航海するために帆を整えたり、料理したり、トイレにいったり、少しはうたた寝のしたりするのに)。

 さらに、それは船の安全性を増加させます。 海が恐ろしく悪い場合に、私たちはデッキ(これは船酔いのためにあまり行いませんが!)の下から舵取りすることができます。昔の自動操縦装置は、適切な舵位置を保持するために、ロープで舵を固定していました。 
今の装置はずっと繊細だが、大変壊れやすいものだ。
自動操縦装置はコンピューター、電動機および油圧装置に依存する非常に複雑なメカニズムです。 

 高級車のように沢山の装置が組み込まれていると、一度それが壊れると最悪です。 
自動操縦装置が問題を持っていることは、よく解っていますが、このようなレースでは、自動操縦装置が勝利か敗北かのキーなのです。

 「35日~40日間という長いLegの上で、この装置を最上のコンディションに保つが重要です。これまでのところ、私は必要とされる修理を行なうことができました。また、すべて上手くいっているようです。 私はそれから目を離しません、週末には別の低気圧が私たちの上に急襲して、また悪化させるように見えます。」

 実際、ビスケー湾の下方は、複雑な天候になりそうです。バーナード(Class 1のリーダー)は説明しています:「この低気圧は今ちょうど広がっており、海洋を2000マイルをカバーし、45―50ノットの風が吹き荒れるだろう。これを回避するただ一つの方法は、ニューファンドランド寄りに行くことだ!」

 クラス2船長は皆、次の2日後に切迫した嵐について互いに話しています。 
BTC Velocity号のアラン・パリは、ラコルニャ(スペイン)に入るだろうということをレース・オフィスに報告してきました。 
理由は、予報されている強い低気圧が、更に海を悪化するのを回避するためとのことです。

 「重要な決定をする。 湾の中に入り、嵐を避けて船の安全をとるしか道が無いと思う。 
私のよい友達、白石康次郎が少ない英語の語彙で、「安全第一」と言っていた。 私はそれに同意した。

 今上陸したいと言っているもう一人の船長は、アメリカのブラッド・ヴァン・ルイ(この人はClass 2 の上位に堂々と居ます)です。 
彼は、単独の船長が最悪の天候に備えるベストの方法に関して報告してました:
「今日がその日です。胃の中に何か詰まったような。 次の数日は地獄のような日になるだろうし、私はいつも最悪の状態を考えるようにしています。
この嵐に関する最も大きな問題は、選択技があまり無いということです。 たった今出発したばかりだし、動物を正確に側に居させる演習をさせるべき時間がほとんどなかったのです。 

 言いかえれば、強い向かい風はすべてのための不可欠です。今日、私は船内を片付け、強風を回避するために考えることができるものをすべて考え準備した。 
つまらない問題の回避、セールのチェック、装備チェックなど..基本的にハッチの補強。 私が出来る事は全て行った。 後は皆が完全であるように祈るだけだ。 
「今は陸上の人間が羨ましい」 

ブラッド。

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