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2016年10月27日 (木)

白石康次郎さんのスピリッツ(1)(1703)

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2016年10月27日

30年間もVendee Globeに参加するのを夢見ていた海の男が、漸くその夢を実現する時が来た。 1982~3年の BOC race で Class 2で、日本のタクシー・ドライバーの多田雄幸さんが参加していた。 その時の優勝者は、Philippe Jeantot さんだった。 多田さんは、その時 Vendee Globeにも参加したいと願っていた。 しかし資金調達に失敗し、それは実現できなかった。 

白石康次郎さんは、多田雄幸さんの支援メンバーのキー・マンであった。 そして彼は、多田さんの精神を受け継いで、2003年の Around AloneレースでOpen40クラスで第2位となった。 そして2006年のレースでは、 Bernard Stamm さんに次いで第2位であった。 そしてこの二つの実績とFarr 設計のIMOCA艇 Spiriti of Yukoh号を携えてVendee Globeに乗り込んできたのだ。 

このIMOCA艇は、数奇な歴史を持ている。 英国のCowesで生まれ、2008~9年のレースで、ラダー・トラブルで引退してしまった。 そして2011年に船は改造され、Vendee Globeでお馴染みのAlex Thomsonの手に渡った。 その後も転々と艇長が変わり、最も最近のBarcelona World Race で第2位となっている。 そして今年、この船は白石康次郎さんの手に渡り、New York- Vendee raceで7位となっている。

この船の入手にまつわるお話は、こちらです。

暖かな秋の日差しの中で、白石康次郎さんの顔には、お馴染みの微笑が更に大きく浮かんでいた。 Vendee Globeでは、初めてのアジア人である。 

Spirit of Yukoh号には、Francois Gabartさんが使用していたウインチが搭載されている。

「多分 Francois Gabartさんと同じくらい速く走れると思う。 多分、80日間は切れそうな気がするよ!」 とニッコリと笑った。 大勢の観客に囲まれて、多少テンションが上がているように見える。

「ここに居られる事が、本当に嬉しい。  僕の師匠の多田雄幸さんからVendee Globeの話を聞いてい以来、30年間もこのことを夢見てきたんだ。 今此処にいるのが、信じられない。 Vendee Globeの事は、一時も頭から離れたことは無かった。 多田さんに少し近づけた気がする。 スポンサーの方々も、この船の名前を”Spirit of Yukoh 号”と名付けることを許してくれたんだ。 本当に感謝しています。 皆さん、僕がどれだけ多田さんを尊敬しているか、解ってくれたんだと思います」

続く

オリジナル記事は、こちらです。

白石康次郎さんのHPは、こちらです。

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