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2016年11月15日 (火)

雷雲の中での混乱!(1733)

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2016年11月14日 現地時間

トップは無風海域ドルドラムに入り、その影響が出てきている。 一方後続艇は、トップとの差を縮めてきた。 第19位の船との差は、600マイル(1100km)となっている。

14日は、ストレスの多い1日だった。 しかし、興味深い点もあった。 南半球へ最も適したルート問題だ。 

トップのAlex Thomsonさんは、既に速度がガタ落ちで、現在最も遅い速度である。 熱帯前線の中に居るのだ。 全く凪の状態である。  しかし時々、暴力的なスコールと雷に襲われ、全く安定しない。

これを如何に速く通過し、南半球に入るかが考え処である。 それには、東西に延びるドルドラムの最も幅の狭い所を知る必要がある。

Alexさんは、 後続の4隻の船の中では一番東側に居る。 後続4隻は、このまま西に向かうのか? 

彼らの速度は、互いに全く異なっている。  Hugo Boss 号と Banque Populaire VIII号は11ノット、Maître CoQ 号は16ノット、 Edmond de Rothschild 号は8ノット、PRB 号は5ノットである。 この差は、運次第なのだろう。 

これも赤道近くになると、ガラッと変わる可能性もある。 Alexさんは、赤道まで後400マイル(740km)だ。 

スタートから赤道越えまでの記録は、2008年のレースでJean Le Cam さんの10日間11時間28分である。

さて、浸水事故で一度スタート・ラインに戻り、再スタートしたDidac Costaさんは、強烈な追い風の中を走っている。 今日に限れば、彼が一番速い走りを見せている。 

Map20161115

マストに問題を起こしたTanguy de Lamotteさんは、今日Mindeloに向かっている。  そこで投錨して、28mもあるマストによじ登り、壊れた部分を点検し、修理方法を考えねばならない。 フルにメイン・セールを揚げられなくても、レースを続けたいと言っている。 彼は、まだまだやる気である。  

2008年のレースではMarc Guillemot さんが、フル・メイン・セールでは無かったが、第3位となっている事実がある。 

Tanguyさんに、幸あれ!!!!

オリジナル記事は、こちらです。

Tanguy さんの事故報告No.1の動画は、こちらです。

Tanguy さんの事故報告No.2の動画、こちらです

Map20161115a

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