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2016年11月17日 (木)

残念な気持ち!(1736)

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Nandor Fa さん

2016年11月16日

Tanguy de Lamotte さんが、悲痛な決断を下した。 昨日彼は、Les Sables d’Olonne に戻る決心をしたのだ。 参加艇の中に、複雑な気分が漂っている。

一方ドルドラム通過で疲労困憊した多くの船は、今穏やかな海と大きな月の下を走っている。

Didac Costa さん(仏35歳)One Planet One Ocean号;

「昨日の月は、素晴らしかった。 月の光がキラキラ輝く波に乗り、魔法の国に来たみたいだった。 朝、風が落ち、向かい風にシフトしてきたので、セールA5からFR0に交換した」

「このセール交換に1時間以上もかかった。  Barcelona World Race では、二人だったので25分で済んだのを思い出した」

「セールを下ろしてデッキに広げて、それを畳んで袋詰め、新しいセールを出して、ハリヤードに取り付けて揚げる。 そしてトリム調整。 終わった時は、汗だくでTシャツも脱ぎ、パンツ一丁になっていた。 段取りを考えてから、行動した方が良いね」

Pieter Heerema さん(オランダ65歳) No Way Back:号;

「調子良いよ。 ここ数日は最高だった。 特に昨日の晩は、夢の様だった。 魔法にかかっていたみたいだ。 薄い雲が掛かっていたが、大きな満月、何もかもスムースで、最高で。 ファンタスティックでってこの事だと思ったよ。 こんな夜は、今まで無かったね」

「舟も順調。 船の足が、長くなったような気がする。 背中の痛みはまだ在るが、多少和らいできた。 時々小雨が来ては、直ぐに通りすぎて行く。 これが、ドルドラムなのかなと思っている。 前にレースでは無いが、ドルドラムを通過したことがあったが、その時は突風に良く見舞われたんだ。 そんな殊にならなければ良いが、飽くまでこれは運任せだね」

Nandor Faさん (ハンガリー62歳) Spirit of Hungary: 号;

「何て日だ、今日は。 ドルドラムに入ったのかな? それとも入り口かな? 凄いスコールきて、30ノットの突風が吹く。 まるで空中を飛んでるみたいだ。 それが突然止み、数時間は風が無くなる。 雨、雨 降れ降れ、もっと降れ・・・・ また真っ黒な雲が近づいてきた。 まあ、大丈夫だろう」

「この2~3日は、最高だたから。 A2 ジェネーカーで良く走ってくれた。 でも今朝は、雲に囲まれ、全然走らない。 前に経験したドルドラムと、チョット違うんだ。 今度は、シャワーなんて生易しい物では無い。 船はずぶぬれ、何もかもずぶぬれ、当然私も濡れネズミ」

Rich Wilson さん(USA66歳) Great American IV号;

「今、ドルドラムに入ったみたいだ。 一面、黒雲に覆われている。  丁度、メインをリーフし、ソレント・ジブを広げた処だ。 ドルドラムは、これで12度目の経験をすることになる。 でも毎回、違った面を見せてくれる。 気象データを見ると、今回は比較的簡単に抜け出せそうだ。 でもこれて、ネプチューンじゃやないのかね」

「前聞いた話だと、ドルドラムは、”出来るだけ早く、真っすぐに横切れ” と言われたことを思い出した。 Alexさんもそうしてたのかね。 でも後続艇は、ドルドラムに捕まっていたよね。 また思い出した。 ”ドルドラム通過は、運に任せろ” とも聞いたことがあった。 Alexさんもそうしたんか?」

オリジナル記事は、こちらです。

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