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2016年12月 1日 (木)

南氷洋の闘い! (1759)

Photosentfromtheboatbanquepopulaire

Le Cleac'h さん

2016年11月30日 現地時間

白石康次郎さんが、マストに登った動画が下にありますよ。

Vendee Globeのトップは、南氷洋に入っても熾烈な争いが弱まりそうな気配は一切見えない。 

Alex Thomsonからトップを奪って3日間、Armel Le Cleac'h は1位の位置を維持している。 

11月24日に喜望峰を通過して以来この2隻は、その状況が激変してきた。 一方は速くなり、もう一方は遅くなったきた。 そしてLe Cleac'h が、遂にHugo Boss号に追いついた。   そして右舷のフォイルを失ったHugo Boss号は、その地位を失った。 2隻の差は、30マイルにも達している。 

でも英国船乗りAlexは、ぴったりとLe Cleac'h に張り付き、手の届く範囲についてきている。 南インド洋のこの辺りは、フォイルの良い処が見せる状況では無いようだ。

しかし今日の1400UTCの順位表を見ると、Hugo Boss号は全艇の中で最も速く走っているのが見える。 Hugo Boss号は平均速度20.8ノット、Banque Populaire's 号は20.4ノットだった。 

「南氷洋に入って1週間、前線と低気圧が次々と襲ってくる」と Le Cleac'h。 彼は、前の2度のVendeee Globeで2位だったのだ。

「今前線の前にいる。 夕刻頃は、風も弱まるだろう。 ホーン岬までこの調子で走れるか、様子を見なければならない。 過去の事は忘れて、今の事を考えなければならない。 自分のペースで、自分の方法で、セーリングする積りだ」

Alexとの闘いは、海の状況と風の方向を考慮しなければならない。 フォイルの在る無しは、関係無い。 数日前は、俺の方がAlexより速かった。 でもこれから先の事は、誰にも分からない」

この二人より3500マイル後方のグループは、皆スピードが上がり喜んでいる。漸く南氷洋の恩恵を感じ始めてきた。 14位のNewrest Matmut,号のFabrice Amedeoさんは、次のように報告してきた。

「遂に喜望峰への道に入った。風は、次第に強くなってきた。 明日は、低気圧が近づき、多分40ノットは吹きそうだ」

その7マイル西に、14位の Nandor Fa さん(ハンガリー)が居る。

「良い調子だ。漸く高気圧から抜け出すことが出来た。これから風が強まり、速く走れそうだ。 船もこの風に喜んでいるみたいで、私も気分が良い」

Alex Thomson (Hugo Boss号):

Armel と直ぐ傍で走れて楽しいよ。 でも俺がフォイルが使えたら、こうは行かなかったと思うよ。 彼は、俺のペース・メーカみたいなもんだ。 お互いに比較できるからね」

「俺らは、同じ天候の中で、同じ速度で、同じソフトを使って、同じルート選びをしている。 もし彼が違った方向に行ったら、その結果をみる事が出来る。 互いにチェックできるので、二人とも速く走れると言う訳だ。 安全性の面からも、同じことが言える」

白石康次郎さんの動画は、こちらです 風向風速計を交換する為、30mのマストに登っている様子が、見られます。

オリジナル記事の抜粋

Map20161201a

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