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2016年12月 3日 (土)

Yann Eliesさん、ピンチ!(1762)

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2016年12月3日 現地時間

現在6位の Yann Elies さん(仏42歳)は、こちらに向かってくる南氷洋の狂暴な嵐を避ける為に、船の速度を落とした。 この嵐は、マダガスカルの南方で急激に発達してきたのだ。

彼の前方300マイルのと処には、Jeremie Beyou さんと Paul Meilhatさんがいるが、嵐は速い速度で南東に移動しているので、何とか嵐の直撃を避ける事が出来そうである。 

しかし、Yannさんの北には高気圧がデンと居座っているので、北に逃げる訳にもいかないのだ。  最悪50ノット(26m/sec)の暴風が予想される。 大ピンチである。 

暴風の目に飛び込むのを避けるため、アクセルを緩めた。 しかしピンチは、終わって居なかった。 彼の南方に、別の低気圧が発生し始めているのだ。 しかも、この二つが合併して、更に発達する可能性もあるのだ。

レース事務局の呼びかけに対して、Yannさんは Kerguelen 島の陰に逃げ込む事を提案したが、事務局からその案を拒否された。 逃げ込む場所は、危険な浅瀬が多いとのことだ。

「次の日曜には、その嵐に遭遇しそうだ。 何とかし様と考えているが、良い案が無い」

Yann Eliesさん42歳、彼は2008年のVendee Globeで、足に大怪我をしてレスキューされた経験がある。 

「今は如何しようも無い。 速度を落として、嵐が過ぎるのを待つだけしか無い。 マダガスカルt島から吹いてくる暖かい風と、この辺りの3.7度Cの冷たい海水とぶつかって、低気圧が発生しやすいのだ。  Kerguelens島の陰に逃げ込もうとしたが、あそこは大陸棚の先端で、極めてリスキーな処だ」

「予報では45ノット(23m)の風と言っているが、30ノット(15m)以下になってもらいたよ。 その嵐の先には、更にもう一つ低気圧が待っている。 波も6mを越してきた。 南に逃げる方法しか無いみたいだ。 でも一方では、俺はレースに出ているんだと言う気持ちがあるんだが」

12月3日 日本時間では、Yann Eliesさんは、北のルートを選び、静かな海域にいるようだ。

オリジナル記事の抜粋;

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