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2016年12月 2日 (金)

Alexさん、再びトップへ! ,(1761)

Sailingaerialhugo_9

2016年12月01日 現地時間

再びAlex Thomson さんが、Armel Le Cleac'h さんに追いつきトップに返り咲いた。 今日の午後、二隻は抜きつ抜かれつの物凄いスピードで東に向かっている。 両艇は、横方向で7マイル程離れて走っている。

11月27日、AlexさんはLe Cleac'h's さんに抜かれたが、その後の2隻の差は30マイル(55km)程に留まり、完全に抜き去るという殊にはなっていない。 その理由は、天候がフォイルに適する状況では無かった事と思われる。

Hugo Boss号は右舷のフォイルを壊したにも拘わらず、Banque Populaire VIII 号と同等の速さで走ってきた。 

スタート以来トップ・グループは、大西洋では比較的に良好な天気に恵まれたが、未だに南大西洋を走っている船は、弱い風に悩まされている。 しかし今日は、35ノット(18m/sec)を越す風が吹いてきた。

「短時間で、極端から極端に変化した」と 17位の Stephane Le Diraisonさん(仏40歳)は、不満でイライラしている。 

「昨日は高気圧の真ん中で、今日は前方に前線がきて、段々海は荒れてきた。 風は増々強くなり、波は大きくなり、空は雲に覆われてきた。 凄いスピードで、騒音が酷く、暫くは寝られそうも無いな。 IMOCA艇は、うるさい船だね。 揺れも激しく、身体がぶっ壊れそうだよ」

20位 アメリカ人の Rich Wilson さんも同じような状況だ。 

「とにかく五月蠅い。 振動が激しい。 貨物列車でジェット・コースター・コースを走っているみたいだ」 可愛そうに66歳の最高齢艇長が、悲鳴を上げている。 

「常に何かに捕まっていないと、大変な殊になる。 特に夜は大変だ。 真っ暗だし。 肉体的にも、精神的にも拷問に近いね」

ラダー・トラブルでリタイアしたMorgan Lagraviereさん(Safran号)は、ケープタウンを出発し、フランスに向かった。

キールのトラブルでリタイアした Vincent Riouさん(PRB号)は、キールのベアリングを修理した後に、今週末にもフランスに向かう予定だ。

Pieter Heerema さん(No Way Back号): 

「昨夜は荒れた。 それがまだ続いている。 前線の真っ只中なので、色々問題が出る。 今凄いスコールが通過中だ。 風速35~38ノット(18~20m/sec)、風向も変わったばかりなので、波はあらゆる方向から押し寄せてくる。 波に叩かれ、デッキに溢れる。 船の外も中もビチャビチャだ。 35ノットの風は、強すぎだ。 この船は、25ノット(13m)が、丁度好いんだよ」

「早くここから脱出して、暫くは穏やかな海を走りたい。 この儘じゃ、船と一緒にLes Sables に戻れないじゃん。 船の上での移動も、飯を食うのも大変なんだ。 しかしね~、何とかしなくちゃいけないんだよね」

オリジナル記事は、こちらです。

Map20161202

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