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2017年2月 6日 (月)

決めた、行くぞ! (1824)

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2017年2月5日 現地時間

 Nandor Faさんは、ハンガリアの友人やファンの方にフィニッシュにはもう少し時間が掛かるりそうだと報告していた。 彼の予想では、フィニッシュは7日の夜遅くか、8日の早朝になると言う。

 大勢の同胞は既に Lebles d'Olonneに集まり、 Nandor Faさんの最後のレースとなるであろうこのフィニッシュを盛大に出迎えようと準備をしている。

 Nandor Faさんが最初にVendee Globeに参加したのは、25年前の1992~93年の第2回目のレースだった。 その時は、第5位という素晴らしい成績だった。  オーシャン・レースの草分け的な存在である。 そして1996~97年には、自分で設計した60フィートの船で参加した。

 その時のスタート前、彼の船はクレーン作業中に落下すると言う事故にあった。 その上レースのスタート直後、Biscay湾でタンカーと衝突してしまったのだ。 スタート地点に戻り、船を修理をし、1週間遅れでの再スタートとなった。 

 だが更に試練が待ち構えていたのだ。 発電設備と通信機器の故障で、再度フィニッシュ地点に戻ることになった。 しかし3度目のスタートは、なかった。

 現在 Nandor Faさんは62歳。 このレースが、最後の外洋レースになるだろうと自ら語っている。 そのレース結果が第8位であれば、申し分ないであろう。  

 彼が、友達に次のようなメールを送っていた。

 「親愛なる友人諸君へ、 私は今とても幸せな気分だ。 これは、君たちから頂いた幸せだ。 920マイル先に、君たちが待っていてくれているのを知っている。 今直ぐにでも、そこへ飛んでゆきたい。 でももう少しの辛抱。 絶対に待っていてください。 必ずそこに行きますから」

 彼は、最悪な低気圧の南東端にいる。 しかし今日・明日は、40~45ノットと言う強風が予想されている。

 「出来るだけ南コースを走る積りだ。 現在北緯42度辺り。 この辺りは、最悪な海域からは少し離れている。  16~25ノットの速度で走っている。 10時間毎に、次はどうなるか一歩一歩考えながら走っている。 最悪40~45ノットの風になるやもしれない。 多分大丈夫だろう。 今まで、このくらいの風は経験済みだ。 そうなったら、J3ヘッド・セールに替える。 船が悲鳴を揚げるのが解るようになってきた。 特にセールだ。 それから、小さな破損が起きてくるんだ。 だがそれも、もう少しの我慢だ」

 「マストは、問題無いように見える。 何とか持ちこたえてもらいたい。 ロープ類は、そろそろヤバくなってきてる。 自分もそうだけれどね。 でも、あと少し、後少しの辛抱だ」

オリジナル記事の抜粋;

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