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2017年3月15日 (水)

気になるフォイル! (1861)

2017年3月14日

 2016年11月6日にスタートした第8回Vendee Globeレースも、2017年3月11日に最後の Sebastien Destremau さんが、第18位でフィニッシュして幕が降ろされた。

 トップの Armel Le Cleac'h さんが、2017年1月19日に74日間で世界を一周している。 Sebastien Destremauさんは、それから遅れる事50日、総計124日間であった。

 この差は一体何だったのだろうか?  原因は、技術、経験、性能、それに”運”も含まれるだろう。 総計27隻の船が参加したが、18隻しか完走出来なかった。 27隻は、古い船も最新設計の船も含まれていた。 仲でも最新設計のフォイル付きの船は、7隻もあった。 そしてトップ4隻が、フォイル付きの艇だった。 

 レースの間で最も読まれた記事は、フォイル艇に関するページであった。 Super tantanも初めての知識で、さっぱり解って居なかった事を白状する。 そして、今でも良く解っていないのだ。

 それで改めてフォイル付きの船とは何ぞや、と言うことで勉強しました。 その知識を得るには、フォイル付き艇を多く設計した VPLP Design の, Vincent Lauriot-Prevost さんのHPを見てみよう。

 フォイル付きの船は、Vendee Globeの為に設計された船と言っていいだろう。 Vendee Globeの船は、一人で、無寄港、誰の助けも借りず、世界一周を、それも速く走る事が要求されている。 それには安定的で、パワフル、一人でも操船出来る軽さが求められた。

 船の重量削減は、限界があった。 そこで考えられたのが、船を浮かすことだった。 飛行機の翼のように、フォイルで船体を浮かす事だ。  初めての技術なので、色々な形状のフォイルが造られた。

 船体を浮かすためには、飛行機の様に水平に伸びた翼が有効と考えられる。 しかしヨットの場合は、横風の影響で船体が風下側に流される。 それを防ぐ為に考えられたのが、V字型の翼・フォイルだった。 

 船体を浮かす力と、横流れを防ぐ力のバランスを最も効率的に得られる形が、色々考えれれた。 今後も、もっと色々な形のフォイルが考えられるだろう。

 これを理解するのに良い図面が乗っているHPを見つけた。 参考にしてください。

 今回リタイアしてしまったが、Safran号フォイル付きである。 このフォイルは、画家のサルバドール・ダリの髭に似ているので、”ダリの髭” と呼ばれている。 Safran号の動画があるが、船体が浮いて走っているのが良く解る。

Foil_2

キャンティング・キールとフォイルの働きが、良く解る

Onboardimagebankwhiletrainingforthe

2009年進水の MAITRE COQ号のフォイル

Finisharrivalofalexthomsongbrskippe

2015年進水のHUGO BOSS号のフォイル

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