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2017年7月11日 (火)

SHK号のDavid Witt 艇長! (1894)

Hyousin

2017年7月4日

David Witt さん(豪州)が、20年ぶりに香港のSHK Scallywag号の艇長として戻ってきた。 彼は、シドニー/ホバート・レースのベテランでもある。  

Volvo Ocean Raceに参加するに当たって・・・

 「このレースは、スポーツの頂点と言って良い。 勝敗抜きにして、参加するだけでも達成感がある。 チーム全員で、フィニッシュまで頑張りたい。 命を懸けたレースだ。 チームの絆は、居酒屋で飲みながらの友情なんかと一緒にしてはいけない」

Volvo Ocean Raceに対する意気込みは・・・・

 「執念(obsession)と言って良い。 情熱(passion)なんて甘ちょろいものでは無い。 Volvo Ocean Raceは、地球上で最高のチーム・スポーツと言っても過言では無い。 一旦海に出れば、日帰りレースでも、世界一周レースでも、そこでは人間の本性が試される。 仲間の一人を助けるか、見捨てるかの判断に迫られることもある。 レースでは、自分自身を知る事が出来るし、誰と一緒にレースをしたいかも解ってくるはずだ」

クルー選考は・・・・

 「戦争の塹壕の中で、隣にいて欲しくない連中とは、一緒に海に出るなと言いたいね。 互いに相手の事を良く知らねばいけな。 それにクルーは、私と同じくらい勝にこだわってもらわなければならない。 今度のレースには、私と同い年の仲間が二人参加する。 二人とも、家族も在り、仕事ももっている。 でもレースの間、それらも放棄する積りだ。  私のチームに望まれる者は、せめて彼らと同じ気持ちになってもらわなくてはいけない」

初めてVolvo Ocean Raceに参加した時の思い出は・・・・

 「現代のVolvo Ocean Raceのレジェンドと言われている Neal McDonaldさんが、1993年のレースに誘ってくれたんだ。 その時初めて、Volvo Ocean Raceの事を知った。 それが、私を虜にしたんだ。 人生で別の路が開けたんだ。 それまで私は、中途半端で、物事を成し遂げた記憶が無いんだ。 何か打ち込めるものが欲しかったんだ。 私は少し石頭で、政治も、起業にも興味が無かった。 でも漸く命を懸けるものを見つけたような気がする」

リーダーシップ・スタイルは・・・・

 「忠誠と尊敬が、大事だと思う。 自分がしたくない事を、他人には決して押し付けない。 互いに手を取り、皆の命を皆で支える。 長年、船の上のロック・スターを求めてきたが、結果的には彼らは悲惨な目に会っている。 その反対の人が、前のレースで優勝した Ian Walker さんが、理想的な船乗りだった思う」

南氷洋は・・・・

 「南氷洋は、Volvo Ocean Raceの最大の見どころとでも言うのかな。 南氷洋と聞いただけで、やる気スイッチが入ってしまったんだ」

 「南氷洋は、寒いし、ジメジメしていて、全然いい処じゃ無い。 私の経験では最悪で、あまり行くに気にはなれない処だよ」

 「良いクルーは集まった。 しかし勝には、気力が問題だ」

Volvo Ocean Raceの英雄と言えば、Lawrie Smithさんですが…

 「Lawrie Smithさんは、私のヒーローだ。 彼は、男の中の男さ。 知っての通りのタフ・ガイだ。 しかし彼の本当の力量は、彼についてくる誰でもその気にさせる能力だよ。 船でさえその気にさせてしまうんだ。 一旦彼が言えば、皆何処までも彼に就いて行くようになる。 決して、強制的なことは言わない。 でもその気にさせるんだ。  最近は、そのようなリーダーが現れない」

香港について、何か・・・・・

 「我々は、アジアにセーリングと言う文化を持ち込んだ。 そして香港代表になれたことには、誇りに思っている。 香港の人も、香港での湾内レースを楽しみしている」

Mixed Crew のルールはどう考えていますか・・・

 「もう決めたよ。 7人全員男だ。 今度のルールが、Volvo Ocean Raceに合っているとは思っていないし、それによりレースが劇的に変わるとも思っていない。 いずれにせよ、勝のは簡単では無い。  ただこれが、一種の社会実験で終わって欲しくない。 スタート前から、どのチームが勝つのか決まってしまう事に恐れている」

オリジナル記事からの抜粋 

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