2017年8月12日 (土)

MAOPFRE号、第3戦も勝利! (1913)

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2017年8月11日

スペインのMAPFRE号が、Saint Malo レースで優勝。 三つのLegで、優勝2回。 そして2位が一回。 絶好調である。

 MAPFRE号が、城砦都市Saiant Maloのフィニッシュ・ラインを切った時は、2位のBrunel号との差が7マイル、時間差で40分だった。

 MAPFRE号の艇長Xabi Fernandez さんは、次のように言っていた。

 「この結果に満足している。 最初から調子が良かった。 外洋までのルート選びも良かったし、風も良かったし、潮流も何とか乗り切る事が出来た。 他の船が、潮流に悩まされているのを見てこれで勝てたと思った」

 「第2戦は、凄い接近戦だった。 今年は接近戦が当たり前のようだ。 各チームの力量が近いから、勝敗を決めるのはちょっとした事なのだと思う。 練習の賜物だよ」

 MAPFRE号は、Vestas号とTurn the Tide on Plastic号と一緒に外洋に向かって南に下った。 他のチームは反対に沿岸に沿うルートを選んだ。 その結果沿岸組は、ジャイブ回数が多くなってしまった。 

 その後、風の無い海域に悩まされた。 その海域をいち早く抜け出ることが出来たのも、MAPFRE号だった。 16ノットと快調に滑り出した。

 英国海峡を越えると、フランス沿岸の強い潮流が待ち構えていた。 潮流に乗った船は、突然13ノットから19ノットと速度が上がった。 まるで川下りの様な勢いで走りだした。

第3戦の結果

1. MAPFRE finish time 06:29 UTC
2. Team Brunel 07:10
3. Dongfeng Race Team 07:19
4. Vestas 11th Hour Racing 07:28
5. Team AkzoNobel 07:32
6. Turn the Tide on Plastic 08:35 (非公式)
7. Sun Hung Kai/Scallywag 09:08 (非公式)

  
 Turn the Tide on Plastic号の艇長 Dee Caffari.さんは、次様に言っていた。

 「Saint Maloのレースは、短かったけれど面白かった。 潮流との戦いとか、一般船が多いので、危険な場所も多かった、 ナビゲーターには、とても良い訓練になったと思う」

第3戦を終えて、総合得点

1. MAPFRE 23 points
2. Team Brunel 20
3. Dongfeng Race Team 19
4. Team AkzoNobel 15
5. Vestas 11th Hour Racing 12
6. Turn the Tide on Plastic 9
7. Sun Hung Kai/Scallywag 7

オリジナル記事は、こちらです。

Volvo Ocean Raceのスタートは、2017年10月22日です。

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2017年5月17日 (水)

Vedee Globe 閉会式!(1880)

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2017年5月14日

 5月13日、第8回 Vendee Globe レースの閉会式が Les Sables d'Olonneで開催された。 当日は、29名の艇長も参加していた。 

次回のレースは、2020年11月8日12時2分スタートである。

 今日をもって、第8回 Vendee Globe レースは終了する。 29人のヒーローも、今日を祝った。 

 「今日 Les Sables d’Olonneに戻ることが出来、大変嬉しく思います」

最初にステージに呼ばれたのは、リタイアを余儀なくされた11人の艇長達だ。 其処には 白石康次郎さんも居た。

 彼らそれぞれのパフォーマンスを観て、如何にこのレースが厳しいレースだったかを思いだされただろう。

 次にステージに上ったのは、第11位から18位の艇長だ。  

 「此処に居られることは、非常に名誉なことと思っています。 Les Sables d’Olonneに再び来られて大変嬉しいです。 涙が止まりません」 とスイスのAlan Rouraさん(24歳)が、皆の気持ちを代表して話してくれた。

 次に第4位から10位の皆さん。

 「今夜の閉会式で、スタート前の式典を思いだしました。 此処に居る皆さんは、僕の子供の時から僕のアイドルの方々ばかりです。 そんな方々と此処に立っている自分が、大変誇らしく思います」と Louis Burtonさんが話している。

 「次のレースにも出たくなってきた」と ルーキー賞を獲得した Eric Bellionさん(仏41歳)。

 そして入賞者が、壇上に現れた。 第3位のJeremie Beyouさん(仏40歳)。 「この経験を表す言葉が無い。 でも人間の心は、何て強いのかと思う。 今は、良い思い出しか残っていないんだ。 次回のレースには、 I’ll be back here with a new boat。

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 そして第2位の Alex Thomsonさん(英43歳)だ。 「おい、お前ら~、2020年のレースで、英国人の勝者を迎える気持ちの準備はできているか?!!」 と大声を張り上げた。

 さあ、フランスの誇る勝者 Armel Le Cleac’hさん(仏40歳)の登場だ。 大きなトロフィーを受け取った。 

 「Alexさんとの闘いは、本当に厳しかった。 2度も追い抜かれ、2位になった時もあった。 こんなに厳しいレースは、決して忘れる事は出来ない。 あんな事は、二度と無いだろう」

そ の後艇長さん達は、駆け付けた人々と一緒になってパレードに加わった。 

最後にレース委員長の Yves Auvinetさんが、次の様に宣言した。。

 「こんなに素晴らしいイベントなら、どんなに苦労をしても良い。 29人の艇長が皆、無事に此処に居る事が出来、本当に嬉しい。 大勢の皆さんにお礼を言いたい」

 「2020年度の第9回Vendee Globe レースは、2020年11月8日、12時2分にスタートすることを宣言します」

オリジナル記事は、こちらです。

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2017年5月14日 (日)

Alex Thomsonさん、優勝するまで走る! (1879)

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2017年5月11日

 第8回Vendee Globeレースで、Armel Le Cleac’h さん(仏)と熾烈なトップ争いをしたAlex Thomsonさん(英)を覚えていますか?  最終的には、Alexさんは第2位でした。 最初に参加したレース(2012~13)では、第3位だった。  彼のVendee Globeレースは、まだ終わって居なかったのだ。

 第1位の座を射止める夢は、まだまだ健在なのだ。 2020年のレースでは、最高の座に登らなくてはならないのだ。 そんな彼に逢ってきました。

Q; Alexさん、レースが終わって2カ月半経ちました。 身体的ににも精神的にも、どんな感じなんでしょうか? あのクレイジーなレースから、回復出来ましたか?

A; 第2位で終わったが、身体的にも精神的にも満足している。 家族と一緒にカリブ海で過ごしていたんだ。 今丁度帰ってきた処だ。 レースが終わった後は、インタビューが沢山あったし、多くのスポンサーとも会わなければならなかったんだ。 これからは、オフィスに戻り、次のキャンペーンの準備をしなければならない。

Q; 今あのレースを振り返って、如何感じていますか?  特に Armel Le Cleac’hさんとの熾烈なトップ闘いについてお話してください。

A; レース・スタート後13日目でフォイルを壊してしまったのは、返す返すも残念だった。 でもそれで諦めはしなかった。 後は、フィニッシュの事だけを考えていたのを覚えている。 Armelさんとの一騎打ちは、最後まで気を緩めることが出来なかった。 彼に追いつき、追い越すチャンスはあったと思っていた。

Q; 二人の一騎打ちの他に、何か思い出すことはありますか? レース全般の印象は、如何でしたか?

A; そうだな~、南氷洋でフランス海軍のヘリが来て、動画を撮ってくれた事かな。 あれは、感激したな~。 地球上で最も陸から離れた処で、人と接触出来たんだ。 今思い出しても、グッとくるよ。

Q; 今回は、10ヵ国から参加していました。 この数に満足していますか?

A; Vendee Globeは、もっと頑張って参加国数を増やしてもらいたいね。 私のスポンサーは、Hugo Bossメルセデス・ベンツだった。 両方とも世界的に有名な会社で、Vendee Globeレースを広めるのにも大いに役に立ったと思う。 

Q; Alexさんが第2位だった事で、英国のメディアとか一般の人々はヨットレースに興味を持ってくれましたか? 

A; 勿論、英国のメディアは、私のレースをずっとフォローしてくれていた。 フィニッシュに近づくにつれ、Armelさんとの差が小さくなった時は特に盛り上がっていたよ。 

Q; これから先数カ月の予定を教えてください。

A; 次の活動の準備で忙しい。 特にスポンサー探しが大変だ。 2020年度のレースでは、絶対に優勝したい。 そして、英国人の最初の優勝者になりたいんだ。

Q; これからの最初のレースは?

A; もう充分に休めた。 直近のレースは、8月の Fastnet レースになるだろう。

Q; 2020年度のVendee Globeの為に、新しいい船を創る計画はありますか?

A; 今の船で充分に勝てると思う。 でも選択の可能性は、狭めたく無い。 レースで色々船の問題点も見つけた。 でも大幅な変更は考えていない。 今の船の性能を出来るだけ維持し、改善していく。

Q; 次の Transat Jacques Vabreレースには、参加する積りですか?

A; まだ決めていない。 もし誰か好い同乗者がいれば、参加するかもしれない。

オリジナル記事は、こちらです。

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Armelさん(左) Alexさん(右)

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2017年5月 7日 (日)

白石康次郎さんの船を観てきた!(1877)

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白石康次郎さんの船、Spirit of Yukoh号を観てきた。

 第1印象は、デエケ~! 65フィート18.5m。 Super tantanのグループの船は34フィート(10m)、その約2倍。 面積では4倍、体積では8倍ともなる。

 本当は陸置きで観たかったのだが、実際は海面に浮いていた。 陸置きで観たかった理由は、キールだ。 水面下4.5mもあるキールの上の巨大な船体、考えるだけで圧倒されそう。それにキャンティング・キールも観たかった。 ドラフト4.5mの船が入るハーバーは、ここしか無かったと云うことだ。

 第2印象は、ノッペラボウ。 マストが立っていなかったせいもあるが、それ以上にワイヤーもシート類も殆どデッキ上には無かったからだろう。

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 シート類を引くウインチは左右にそれぞれ2基、奥センターに1基が見えた。 それ用のスタンド型グラインダーは、ラダーの前中央に1基設置されている。 それぞれのウインチとの連動は、切り替え方式なのだろう。 舵切りは舵輪では無く、舵棒方式だ。 ラダーは、小さなものが左右に1基。 跳ね上げ方式で、舫っている間は跳ね上げた状態にしておくらしい。

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 小さなコックピットは、殆どが屋根に覆われていて、多少波があっても濡れ無いようだ。 コンパス、風速、風向、速度、気温、パソコンの表示等は、コックピット屋根の下に沢山アレンジされている。

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 どんなに頑丈な船でも、Tantanはこの船で大海原には乗り出したくはない。 手に負えない船だ。

係留されているハーバーは、久里浜のシティー・マリーナ・ヴェラシスです。

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この画像は、Vendee Globeより。

白石さんのHPは、こちらです。

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2017年4月 6日 (木)

白石康次郎さん激励会!(1871)

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 Vendee Globe レースに初めての日本人として参加した白石康次郎さんは、残念ながらマストが折れてリタイアしてしまいました。 しかし白石さんは、2020年度のVendee Globeに再チャレンジすると表明しました。 其の激励会が4月2日行われ、Super tantanもそれに参加しました。

 今回のレースは、スタートまでの時間が無く充分な準備が出来なかったのが原因の様です。  しかし既に船は手に入っているし、これから4年間で充分な準備、点検、練習ができるので期待が持てます。

 今回は入賞(3位)は無理としながらも、10位内には入りたいと言っていました。 しかし次回のレースでは、その10位以内も危うい状態になっていることも判明しました。

 まず今回のレースでは参加29艇で、完走出来たのは僅か18艇でした。 それも1位から4位までは、全て最新鋭のフォイル付きの艇で占められていました。 この結果からして、次回はもっと多くのフォイル艇が、参加してくるものと思います。

 白石さんの船”Spirit of Yukoh号”は、2007年に進水した古い船です。 これから4年後、フォイル無しの古い船が10位内に入るのはかなり無理があります。 

 しかしフォイル艇の中古は数に限りがあり、その上市場にあるフォイル艇は転売先が決まっているようです。 かといって新艇を注文すると、6億円と言う膨大な資金が必要との事です。 これから4年でその資金が集まるか、かなりの努力が必要です。 

 現在の後援会の総数は解りませんが、後援会会員の7割が女性会員だそうです。 更なる女性会員の力らを結集すべく、今回女性後援会部長が選任されました。

 それにこの会で知った事ですが、メインのスポンサー”八海山”は、酒のメーカーと言うことで船に会社名が表示出来ないという事です。 苦肉の策として、”あまざけ”と言うソフト・ドリンク・メーカーと言うことで了承されたとの事です。 ワインの国フランスにしては、妙な規則ですね。

 1万円からの寄付出来ます。 少し応援しようと言う方がいましたら、白石さんのホーム・ページの中の”サポート”から応援してください。

 イベントとしてグッズのお土産がありましたが、数が少なかったので、じゃんけんで決めました。 中でも横長のポスターが1枚、これが結構人気があり、当然じゃんけんで勝負となりました。 何とSuper tantanが、勝ち抜きました。 最後は、大学生くらいの若者と一騎打ちでしたが、見事勝ちましたよ。 そして康次郎さんにサインをして頂きました。

 でもその後気が付いたのですが、その学生さんは”八海山”会長のお孫さんだったのです。  

「おまえ~、少しは気をきかせよ~!」

 でも Tantanも若かりし頃は、いっぱしのヨット・レーサー*1だったのだ! 勝負は、勝負で決着するのが本道だろう!

 それにしてもSuper-tantanは、4年後も生きてる積りなんだ!!

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*1:注; 昔ですが、鳥羽パール・レースとか、初島~大島レースとか、神子元島~大島レースとか、沢山走っていたんですよ。

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2017年4月 4日 (火)

One Design racing ? The Volvo Ocean 65! (1869)

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Volvo Ocean 65

 Volvo Ocean Raceで使用される One Design Volvo Ocean 65 艇は、レースに革新をもたらした。 より接近戦となり、船の性能により本来の外洋レースらしさを取り戻した。

Volvo Ocean Raceで勝利をもたらす為の3つの鍵は、下記の通りである。

 1.レース主催者は、レースの面白さ、公平さを増すために、船の速度を決めるパラメーター(船体長さ、重さ、セール等)を規制した。 一方船体設計者は、それらの規制に従い出来るだけ速い船を建造できる。 

 2.船の設計者は、世界中から最新の技術を探し、それを船の設計に盛り込める。 その結果、船の重量は増々軽くなり、強固な船体となった。

 3.船は、性能、耐久性、戦術、技術を船の設計及び建造に盛り込むようになり、レースは増々厳しく速くなってきた。

 新しい船は、コスト減をもたらした。 その結果多くのチームが、Volvo Ocean 65を採用する結果となった。 そして最も大きな出来事は、Volvo Ocean 65艇がその年に優勝したのだ。

革新的な構造

 1.Keel; キャンティング・キール*;+-40度。 軸傾斜+5度

 2.キール長さ;4.5mー>4.7m 長いキールは、復元力の増加を意味する。 

 3.船体構造;8枚のバルクヘッド。 隔壁の増加は、頑丈な船体となる。 

 4.船首の形状;逆傾斜船首となり、ウオーター・ラインが長くなり、ハル・スピードが増加した。

 5.Water ballasts; 二つの後部バラスト・タンクと一つの前部バラスト・タンク。 バラスト・タンクは、復元力の増加になる。 比較的後部にバラスト・タンクを設置し、船首を浮かせるようにしている。 波が大きいとき、船首が波に突っ込むのを最小限にする。 

 6.マスト; 28.4m、炭素繊維製、ステイ;9本

 7.ブーム; 7.68m 炭素繊維製、

*注 キャンティング・キールとは;  その1、   その2.

詳細仕様

  1. 船体長さ;    20,37m
  2. 水洗長;     20,00m
  3. 船腹;        5, 60
  4. 喫水;       4,78m
  5. 船体重量;  12,500Kg
  6. キール;     キャンティング・キール、+/-40度、軸傾斜角5度 
  7. ダガー・ボード; ツイン・ダガーボード(左右) 
  8. 舵;        ツイン・固定式 
  9. 前部ウオーター・バラスト・タンク; 前部中央に1基、1100L
  10. 後部ウオーター。バラスト・タンク; 後部左右にそれぞれ一基、800L
  11. マスト高さ;     30.30m

オリジナル記事は、こちらです。

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2017年3月26日 (日)

Banque Populaire VIII 号、再びVendeeへ! (1863)

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2017年3月24日 現地時間

 2016~17年の優勝したの Armel Le Cleac’h さんの船 Banque Populaire VIII 号が、2月 24日に改造後再び海の上に浮かんだ。 フォイルは、新しい形に換えられたと言う。

 艇名も Bureau Vallee 2号と改められた。 そして2017年の Transat Jacques Vabreレースに参加する為のトレーニングに入るとのこと。  そして究極の目的は、2020年の Vendee Globe へ参加することであると表明した。

オリジナル記事は、こちらです。

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2017年3月17日 (金)

Vendee Glove 終了!(1862)

2017年3月17日

 Vendee Globe 2016~17は、終了しました。  長い間、当方のいい加減なブログにお付き合いいただきまして、大変感謝いています。

 次回のVendee Globeは、2020年となっています。 その時まで Super tantanが生存しているかどうかは、自分でも分かりません。 もし生きていたらならば、また書く積りですので、宜しくお願いします。

 さて側近の問題は、2017年 Volvo Ocean Raceです。 そして、今年の10月にスタートが予定されています。 そして今日現在、3か国が参戦表明しています。 まあその時までは、生きて居そうな気がしますので、頑張ります。

 Vendee Globeの 後日談等、面白い記事がありましたら随時書きます。

                                  Super tantan

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2017年3月15日 (水)

気になるフォイル! (1861)

2017年3月14日

 2016年11月6日にスタートした第8回Vendee Globeレースも、2017年3月11日に最後の Sebastien Destremau さんが、第18位でフィニッシュして幕が降ろされた。

 トップの Armel Le Cleac'h さんが、2017年1月19日に74日間で世界を一周している。 Sebastien Destremauさんは、それから遅れる事50日、総計124日間であった。

 この差は一体何だったのだろうか?  原因は、技術、経験、性能、それに”運”も含まれるだろう。 総計27隻の船が参加したが、18隻しか完走出来なかった。 27隻は、古い船も最新設計の船も含まれていた。 仲でも最新設計のフォイル付きの船は、7隻もあった。 そしてトップ4隻が、フォイル付きの艇だった。 

 レースの間で最も読まれた記事は、フォイル艇に関するページであった。 Super tantanも初めての知識で、さっぱり解って居なかった事を白状する。 そして、今でも良く解っていないのだ。

 それで改めてフォイル付きの船とは何ぞや、と言うことで勉強しました。 その知識を得るには、フォイル付き艇を多く設計した VPLP Design の, Vincent Lauriot-Prevost さんのHPを見てみよう。

 フォイル付きの船は、Vendee Globeの為に設計された船と言っていいだろう。 Vendee Globeの船は、一人で、無寄港、誰の助けも借りず、世界一周を、それも速く走る事が要求されている。 それには安定的で、パワフル、一人でも操船出来る軽さが求められた。

 船の重量削減は、限界があった。 そこで考えられたのが、船を浮かすことだった。 飛行機の翼のように、フォイルで船体を浮かす事だ。  初めての技術なので、色々な形状のフォイルが造られた。

 船体を浮かすためには、飛行機の様に水平に伸びた翼が有効と考えられる。 しかしヨットの場合は、横風の影響で船体が風下側に流される。 それを防ぐ為に考えられたのが、V字型の翼・フォイルだった。 

 船体を浮かす力と、横流れを防ぐ力のバランスを最も効率的に得られる形が、色々考えれれた。 今後も、もっと色々な形のフォイルが考えられるだろう。

 これを理解するのに良い図面が乗っているHPを見つけた。 参考にしてください。

 今回リタイアしてしまったが、Safran号フォイル付きである。 このフォイルは、画家のサルバドール・ダリの髭に似ているので、”ダリの髭” と呼ばれている。 Safran号の動画があるが、船体が浮いて走っているのが良く解る。

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キャンティング・キールとフォイルの働きが、良く解る

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2009年進水の MAITRE COQ号のフォイル

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2015年進水のHUGO BOSS号のフォイル

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Kito de Pavant さんの衝突物が判明! (1860)

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この画像は何か良く解らないが、遠くから眺めるとマッコウクジラの横顔に見えるかな?

2017年3月14日

 Vendee Globe レースがのスタート1月後の2016年12月6日、Kito de Pavant さん(仏56歳)が、インド洋で正体不明の物体と衝突しレースをリタイアすることになった。 幸いにも彼は、近くを走っていたフランスの船に救助された。

 その数カ月後、ヨットに取り付けられていたビデオの画像を調べた処、衝撃的な事実が解ったのだ。

 その正体不明物とは、”マッコウクジラだったというのだ。 ビデオにハッキリと映っているという。 

 下記の動画の 2/3ぐらいの処に、赤丸で示されている。

動画は、こちらです。

オリジナル記事は、こちらです。

Kitoさん、衝突 1

Kitoさん、衝突 

Kitoさん、衝突 

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